香川県の高屋神社、天空の鳥居へのアクセスが現在制限されていますが、その期間や理由はどれくらいなのでしょうか。
この記事では通行止めの背景や期間の予測、そして通行止め中のアクセス方法や所要時間、さらには下宮駐車場の混雑状況や歩行時の注意点について詳しく解説します。
県外などから車で天空の鳥居への訪問を計画している方は、しっかりと情報を把握し安全かつ快適な訪問を心がけましょう。
高屋神社の本宮ルートは通行止めになりやすい
残念ながら高屋神社本宮へのルートは2023年8月18日から大雨による落石の影響で本宮へのルートが通行止めになっていて、現在復旧作業が行われていますが、いつ開通するかは未定です。このため、本宮への参拝はできません。
高屋神社下宮にて、臨時販売所開店‼️
— 観音寺市地域商社≪せとうちイート≫ (@setouchieat) August 19, 2023
天空の鳥居の車道が落石のため、通行止めとなりました。※期限未定※
高屋神社下宮より、徒歩での参拝は可能です。
8/19土、20日は、天空の自動販売機で販売の【御朱印】【お守り】【絵馬】を下宮にて販売しています。
車道復旧までの臨時販売所となります。 pic.twitter.com/uoWLZRtG4W
9月25日に見に行きましたがまだ通行止めになっていました。
数名の観光客らしき人が通行止め看板の前で困っていました、
高屋神社本宮への林道豊中七宝山線ルートが落石によって通行止めになっていることは残念ですが、安全を第一に考えることが大切です。
復旧作業が終わるまでは、本宮駐車場へ車で行くことができないために下宮駐車場から徒歩でのアクセスになりますので、本宮駐車場にそのまま直行しようとした方は下宮の方に行かないと天空の鳥居には辿り着くことができません。
崩落しているので徒歩はもちろんシャトルバスなども運行しません。
高屋神社の通行止めはいつまで?
高屋神社の本宮ルートは過去に大雨や地震によって何回か落石で通行止めになっていて、崩落の危険性があることから修復工事をしていましたが2023年の夏も落石によりまた通行止めになっています。
2021年の8月16日も大雨の落石で通行止めになっていて、2023年と同じ時期に通れなくなってしまっていますね。
この年に復旧したのは12月13日だったので、今回2023年も12月くらいまで通行止めが続く可能性もありますね。
もともと崩落や落石の危険性が常にあったということで、今後復旧したとしてもまた落石による通行止めになる可能性もあるので、車やシャトルバスで向かう方は復旧してから大雨が降るシーズンまでに参拝を済ませた方が良さそうです。
通行止めなしの通常時について
週末や祝日の交通制限があります。
高屋神社本宮へのアクセス道路は、混雑が見込まれる土日や祝日、連休の際は一般車両の通行が制限されます。
※自転車やバイクも対象なので注意が必要です。
林道でシャトルバスが対向車をかわせないこともあり、混雑する週末や連休は車で行くことができないため、平日にしか車では行けないようになっています。
高屋神社下宮へのアクセスと駐車場
・住所
香川県観音寺市高屋町2730
Googleの案内で無事到着することができましたが、古いデータのナビだと変な場所に連れて行かれることがあるので気をつけて下さい。私のナビでは行けませんでした。
大野原ICから車で約40分程度。
三豊市豊中町にある府道の滝カントリーパーク方面へ向かい、途中でいくつかある「高屋神社本宮」と書かれた看板の矢印方向に進むとたどり着けます。
駐車場に関しましては、20台くらいは停められるようになっていますが、通行止め中は混雑することが予想されますので少し早めの時間に行くことで停められないということはないです。
13時〜14時くらいが一番人が多いので、平日午前中なら余裕を持って駐車できるでしょう。
高屋神社下宮から本宮への所要時間
結構山道を登って最後に石段を登ることになりますので歩きやすい靴や服装を選んでください。
所要時間は人にもよると思いますが上りは大体50分程度で、普段運動していない人だと1時間くらい見てもいいかもしれません。
下りは上りよりは早くなるので30分くらいで下宮まで帰ってこられました。
ただこの下りも坂がキツい部分が多いために、ちょっと勢いがついてしまうと走り出したら止まれないような状態になります。下りの方が足の負担が大きいので気をつけたいものです。
運動のシューズでもいいかもしれませんが、想像以上にキツいのでトレッキングシューズを持っている方はそちらを履いていた方が足への負担も減るかと思います。
途中で休憩しながらでないと登るのはかなり辛いため、お茶やスポーツドリンク、タオルなどを持ち歩いていた方がいいです。下宮の駐車場に自販機があるので購入が可能ですが、暑い時期は500mlで足りないかもしれません。
本宮で汗だくになっている人が何人もいます(笑)
高屋神社の石段は全部で270段あります。
山道をひたすら登った後、最後の難関と言わんばかりにこの270段の石段が現れるので体力がない人にはかなりキツいと思います。無理はせず休憩しながら進みましょう。
石段から本宮の鳥居が見えますね。
この鳥居は「天空の鳥居」と呼ばれ、四国八十八景にも選ばれています。この鳥居をくぐると、本宮があります。本宮では、神様にお参りしたり、お守りや御朱印を購入することができます。
しかも自販機で。
本宮からは瀬戸内海と市街地が一望できる絶景が広がります。
春から夏にかけては特に日差しが強いことがありますので、帽子を被って日焼け止めやサングラスなどで紫外線対策をしてください。
以上が高屋神社の下宮から徒歩で本宮に行く際の注意点です。高屋神社への登拝は、自然や歴史を感じるだけでなく、自分自身と向き合う機会でもあります。
徒歩ルートは大変かもしれませんが、車で本宮へ直行するのとは違って達成感を感じられました。
私は通行止めが解除されたとしても、あえて下宮から本宮へ歩いて山登りをする方がいいかもしれないとさえ思いました。
下宮からのルートが険しいので注意を
歩いていけるとはいえ、完全に山道です。
ゴロゴロした石が転がっていますし、それが落下して下のひとに当たってしまう可能性もあるため侮れない道のりとなっています。
歩けるようにはされていますが、きれいに舗装はされていないので土や石で足が滑ってしまうこともあり、サンダルやクロックスのようなラフな靴では登らないようにしましょう。
観光で来て、本宮ルートが通行止めになっているために下宮から歩いて登れるという情報を見て来たのはいいけど、予想を越えたキツさで地獄を見たという話もあります。
上りは心臓バクバクで汗だくになり、下りは急な坂になるので滑落に注意です。
下宮で杖を借りられて、これは下山の時にかなり役立つはず。混雑を考えるとトレッキングポールを持っている人は念のために持って行ってもいいくらいです。
警備をしているおじさん曰く、1日に2人くらいは滑って転んだりして怪我をしているらしく、程度によってはその場から歩けなくなってしまうという人もいるため侮れません。
天空の鳥居は確かに絶景。
しかしその道のりはかなり険しいのでそれなりに準備を済ませた上で本宮に上りましょう。
高屋神社本宮へ歩いて登るときの持ち物や装備まとめ
これは持っていた方がいいなと実際に登ってみた私が感じた持ち物を紹介します。
・水分補給できるもの
1時間近く山を登るので水分がないと倒れてしまうかもしれません。
1リットルくらい持っていれば大丈夫だと思いますが、塩分やミネラルなども忘れずに持っておきましょう。
・タオルとボディペーパー
山頂に着く頃には汗だくなのでタオルがないと厳しいです。
気分をリフレッシュさせるためにデオドラントのボディペーパーなども持っていくと更にいいです。メントールでスースーして気持ちいいですよ。
・杖かトレッキングポール
下宮で借りられる杖は下山の時に役立ちます。
トレッキングポールを持っている人は念のために1つ持っていた方がいいです。
人気のスポットなので参拝する人も多く、杖が足りないということも十分に予測できますからね。
・小銭
本宮では自販機が設置してあり、ジュースも購入できますし御朱印なども自販機で販売しています。
飲み物が切れてしまった場合もここで買うことができるので小銭は持っておいた方がいいですね。
・ちょっとした食べ物
エネルギーを消費するので、高屋神社に登る日はきちんとご飯を食べて挑みましょう。
また本宮で尽きたエネルギーを補給するために軽食を持って行くのも有効ですね。
バナナとかおにぎりを食べている人もいます。(ゴミは持ち帰りましょう)
・虫除け
どうしても山道を登るので虫がブンブン飛んでいることがあります。
虫は人間の発する体温、汗、二酸化炭素に反応してよってくることがありますので虫除けスプレーを事前に振りかけておくことで虫がよってくるのを防止することができます。
虫が苦手な人、蚊に刺されたくない人は抜かりなく。
・トレッキングシューズ
スリッパやサンダルで登るのは危険です。
私は運動できる靴で登ったのですが、やはり勾配があるため足に結構負担がかかってしまいました。
クッション性や足首を保護できる靴があると怪我もしにくいかと。
・長いスカートやワンピースなどはやめた方がいい
山登りになってしまうので、歩いて登る場合は長いスカートやワンピースだと邪魔になってしまいます。
車で本宮に行くルートだと別に構わないと思いますが、足が動かしにくくなる服装は控えておいた方がいいです。
・夕方行く人はヘッドライト
高屋神社本宮の夕焼けはとても美しく、カメラでその風景を撮影する人は帰りのことにも注意を配る必要があると思います。
カメラを持っている分リュックなども重くなりますし、日が暮れてしまうのでライトを持っていないとかなり危険な道です。
特に下りは両手が使える状態がいいので手持ちよりもヘッドライトの方がいいですね。
↓こんな記事もありますので読んでみて下さい。
高屋神社に到着する前にトイレは済ませておこう
下宮でトイレを済ませてから登ろうとしたのですが、お世辞にもきれいとはいえず構造的にも男女が確実に分かれていなかったのでお勧めできません。
しかも山なので虫が多く、手のひらサイズの蛾が壁でお休み中だったのでビックリしました。
以上の理由から全くお勧めできないので先に済ませておくほうがいいですね。
利尿作用のあるカフェインが含まれたコーヒー、紅茶などを飲んでいる人は気をつけた方がいいです。
道中はどこにも用をたす場所がないので。
まとめ
現在高屋神社本宮へのルートは通行止めとなっていて、復旧の目処が立っていません。
徒歩で下宮から本宮へ行く場合は、ちょっとした登山くらいの覚悟と準備で行く必要があって、水分やタオルなどは欠かせません。
怪我をしてしまう人がいるという話も納得できるくらい険しいので、軽い気持ちで登れないような場所にあるとお考えください。
それでも本宮まで歩いて行くと達成感も素晴らしく、とてもきれいな景色を見ることができるので満足度も高いスポットだと思いました。
もしあなたが下宮から歩いて行くのであれば、準備を整えてから向かいましょう。
運動不足だと足がガクガクになるかもしれませんよ。
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