5月22日、今日は何の日?
ここでは、5月22日に起きた興味深い出来事や、この日に生まれた有名人について紹介します。
カニカマの日
毎月22日(ただし6月を除く)、石川県七尾市の株式会社スギヨが設定した「カニカマの日」が存在します。
スギヨは水産加工品を製造・販売する企業で、この日は彼らが製造するカニ風味のかまぼこ、通称カニカマの魅力を広めるために制定されました。
22日という日付は、かにのハサミが漢字の「二二(にに)」に似ていることにちなんでいます。6月の22日は別の「かにの日」と重なるため、カニカマの日はそれを避けています。
この記念日は2017年に一般社団法人日本記念日協会によって正式に認められました。
スギヨは、「真のカニの風味を再現したカニカマ」や「上質なカニカマ」など、さまざまなカニカマ製品を提供しており、「香り箱」という商品は特に人気があります。
この商品はズワイガニの脚肉を模しており、食感や味わい、色合い、ジューシーさを高度に再現しています。2006年には農林水産祭で最高賞の「天皇杯」を受賞しました。
カニカマは1972年にスギヨによって市場に導入されました。
その当時は、消費者からの批判的な声もありましたが、スギヨはこれを逆手に取り、独特なマーケティング戦略を展開しました。
現在では、カニカマは国内外で幅広く受け入れられており、特に韓国製のカニカマが国際市場で流通しています。
ラブラブサンドの日
北海道札幌市の日糧製パン株式会社が毎月22日を「ラブラブサンドの日」と定めています。
この日は、同社が製造する「ラブラブサンド」の特別な日で、2枚の柔らかな食パンで様々な具材をサンドした人気商品の魅力を広めることを目的としています。
日付の選定は、「ふ(2)うふ(2)」の語呂合わせによるもので、夫婦の日として、感謝を示す意味合いも含まれています。
この記念日も一般社団法人日本記念日協会によって公認されています。
ラブラブサンドは、持ち運びやすいコンパクトなパッケージで提供され、季節ごとに異なるフィリングが楽しめます。
特に「トリプルイチゴ」は、イチゴクリーム、とちおとめのイチゴジャムをイチゴ風味のパンでサンドしており、他にも多種多様なバリエーションがあります。
たまご料理の日
毎年5月22日は、「たまご料理の日」として知られています。
この日は、埼玉県さいたま市に本拠を置く一般社団法人全日本うまいもん推進協議会により制定されました。
日付は「たま(5)ご(0)」と「ニワトリ(2)ニワトリ(2)」という語呂合わせから選ばれています。
この記念日は、たまご料理の重要性を強調し、食の衛生と安全についての意識を高める目的で設けられています。
また、たまごを使った料理の文化を促進することも目指しています。
この記念日は日本記念日協会に認定されており、協議会は飲食店の支援として「うまいもん認定」マークを授与しています。
主なたまご料理には、目玉焼き、オムレツ、だし巻き卵などがあります。
サイクリングの日
「サイクリングの日」は毎年5月22日に設定されています。
この日は、1964年に日本サイクリング協会が公益法人として認可された記念日であり、同協会が創立45周年を記念して2009年に制定しました。
自転車は環境に優しい乗り物としてCO2排出量が少なく、健康の維持にも寄与するため、この日は自転車の利用を奨励し、サイクリングの楽しさや重要性を広めることを目的としています。
日本では、サイクリングロードの整備が進んでおり、安全で快適なサイクリングを楽しむことができるようになっています。
また、自転車の日は5月5日、世界自転車デーは6月3日に設けられています。
ガールスカウトの日
1947年5月22日に、戦後の困難な時代を乗り越えて日本のガールスカウト活動が再開されたことを記念して、「ガールスカウトの日」として設定されました。
この日は、公益社団法人ガールスカウト日本連盟によって制定され、彼らの前身である社団法人が1949年に正式に設立される前段階としての準備委員会が発足した日です。
ガールスカウトは、自己開発、人との交流、自然との共生を重視し、女性が自立し、社会に積極的に貢献することを目指しています。
また、5月19日から25日までを「ガールスカウト週間」と定め、教育や社会参加の活動を推進しています。
この記念日は、1月24日の「ボーイスカウト創立記念日」や2月22日の「世界友情の日」、9月15日の「スカウトの日」などとともに、スカウト活動の意義を広める一環です。
国際生物多様性の日
「国際生物多様性の日」は、生物多様性の保全と持続可能な利用の重要性を広く伝えることを目的とした国際デーです。
この記念日は、1994年に「生物の多様性に関する条約」の締約国会議で制定されました。
最初は12月29日に設定されていましたが、条約が採択された1992年5月22日に変更され、より認知しやすい日付として選ばれました。
この日は、野生生物の保護をはじめとした多様な生物の存続を促進し、各国間での情報交換や研究協力を推進することが目指されています。
また、「グリーンウェイブ」という名の植樹イベントが世界各地で行われ、5月22日の午前10時に各地域で植樹することで、東から西へと広がる「緑の波」を創出し、地球環境への意識を高める活動が展開されています。
うなぎの未来を考える日
株式会社鮒忠が主導する「うなぎの未来を考える日」普及推進委員会が制定したこの記念日は、5月22日に設定されています。
この日の選定は、2009年にマリアナ諸島で天然ニホンウナギの卵が初めて採取され、その後うなぎの完全養殖化の道が開かれたことに由来します。
うなぎの持続可能な利用と生態系保護を目的としており、2019年には日本記念日協会により公式に認定されました。
鮒忠は、東京都台東区浅草に本社を置く企業で、レストラン運営や食品販売などを手がけており、「焼き鳥の日」も創設しています。
うなぎの養殖技術に関しては、日本国内で広く行われている養殖ウナギは主に天然の稚魚から育てられていますが、稚魚の供給に依存するこの方法は持続可能性に課題を抱えています。
2010年、水産総合研究センターは、受精卵から孵化させたウナギを次世代まで育てる完全養殖に世界で初めて成功しましたが、その商業化にはまだ多くの技術的、経済的な障壁が存在します。
ほじょ犬の日
2002年5月22日に「身体障害者補助犬法」が成立したことを記念して、神奈川県横浜市に本部を置く社会福祉法人日本介助犬協会が「ほじょ犬の日」を制定しました。
この法律の認知と理解を深めることが目的で、記念日は日本記念日協会により認定されています。
介助犬協会は、介助犬の育成と訓練を行い、障害者の日常生活の支援と社会参加の促進を目指しています。
介助犬は物を取る、ドアを開けるなどの支援を行い、盲導犬や聴導犬とともに身体障害者の大きな支えとなっています。
また、4月最終水曜日は「国際盲導犬の日」とされています。
M22 IPLの日
ルミナス・ビー・ジャパン株式会社が制定した「M22 IPLの日」は、毎年5月22日に設定されています。
この日は、東京都港区六本木に本社を持つ同社が、IPL(Intense Pulsed Light)技術を使用した治療器「M22」を通じて、肌治療の安全性と効果を広く知ってもらうことを目的としています。
M22は、医師の監督の下で使用され、短いダウンタイムで効果的な肌治療を提供しますが、リスクが完全に無いわけではありません。
この記念日は、「M」がMay、つまり5月を意味し、「22」が日付であることから選ばれ、2023年には日本記念日協会に認定されました。
関連して、同社は「フォトフェイシャルの日」や「よくばり脱毛の日」、「ルミナス医療脱毛の日」なども制定しており、それぞれ特定の美容治療技術を普及させることを目指しています。
抹茶新茶の日
丸七製茶株式会社が制定した「抹茶新茶の日」は、5月22日に設定されています。
この記念日は、静岡県島田市に本社を置き、藤枝市に営業本部がある同社が、新緑の季節に合う抹茶新茶の魅力を広めるために設けました。
日付は「茶」の字を「十」「十」の草冠と「八十八」の数で表し、立春から108日目にあたることから選ばれています。
同社の抹茶は被覆栽培で育てられ、石臼でゆっくりと微粉末にされるため、特に5月下旬が旬とされます。
この記念日は2020年に日本記念日協会によって認定され、抹茶の新しい楽しみ方や魅力を伝えることを目的としています。
また、同社は抹茶を用いた様々な商品を提供しており、特に「世界で一番濃い抹茶ジェラート」が知られています。
ショートケーキの日
宮城県仙台市に本店を構える洋菓子店カウベルが、2007年に「ショートケーキの日」を制定しました。
この記念日は毎月22日に設定されており、選定理由はカレンダー上で22日の真上に15日が位置し、ショートケーキの最もポピュラーなトッピングであるイチゴ(15日を「いち(1)ご(5)」と読む語呂合わせ)と関連づけたことに由来します。
また、毎月15日は「いちごの日」とされています。
カウベルは1948年に創業した老舗で、2007年には新たな法人として設立されました。
仙台市内で複数の店舗を展開していましたが、経済の低迷や2011年の東日本大震災の影響を受け、事業を停止せざるを得なくなりました。
しかし、「ショートケーキの日」は、洋菓子店がショートケーキのプロモーションを行ったり、特別な割引を提供したりする日として引き続き存在しています。
たとえば、2021年には銀座コージーコーナーが「ショートケーキの日」に関連して、苺のショートケーキを10%OFFで販売していた例があります。
ショートケーキについて ショートケーキは、スポンジケーキとホイップクリーム、果物を組み合わせた洋菓子です。
日本では特にイチゴを使用した「イチゴのショートケーキ」が有名で、このスタイルのケーキは他国では「レイヤーケーキ」とも呼ばれます。
ショートケーキの「ショート」という名称には複数の説があり、英語の「short」が「サクサクした」という意味や「短時間で作れる」という意味から来ているとされていますが、日本でのショートケーキは西洋のケーキをアレンジしたものであり、国内で最も一般的なケーキの一つです。
関連する他のケーキの記念日としては、1月6日が「ケーキの日」、6月6日が「ロールケーキの日」、7月12日が「デコレーションケーキの日」などが設定されており、それぞれ特定のケーキを記念し、その魅力を広めるために利用されています。
夫婦の日
1987年に毎日新聞社と味の素が「夫婦の日」を制定しました。
この記念日は毎月22日に設定されており、「ふう(2)ふ(2)」と読む語呂合わせに基づいています。
目的は、夫婦間のコミュニケーションを促進し、明るく健康的な家庭生活を支援することです。
ただし、現在の毎日新聞社や味の素の公式サイトでは、この記念日の情報は確認できません。
それでも、この日は多くの店舗で夫婦やカップル向けの特典を提供しており、飲食店での無料ドリンク提供や映画館の割引などが行われています。
関連する他の記念日には、「いい夫婦の日」や「よい夫婦の日」があり、特に11月22日の「いい夫婦の日」はよく知られており、多くの夫婦がこの日に結婚登記を行うことで有名です。
デルちゃん誕生の日
関東地方で複数の店舗を運営するパチンコ・パチスロチェーンのジャンジャングループが、マスコットキャラクター「デルちゃん」の誕生日である4月22日を基に、毎月22日を「デルちゃん誕生の日」として制定しました。
この記念日の主な目的は、パチンコ・パチスロの楽しさを顧客に伝え、店内の雰囲気を盛り上げることです。
この記念日は日本記念日協会により認定されましたが、その後記念日の登録は終了し、2023年時点での認定は確認できません。
禁煙の日
禁煙推進学術ネットワークが制定した「禁煙の日」は、毎月22日に設定されています。
この日は、数字の「2」を「白鳥(スワン=吸わん)」に見立て、「スワンスワン=吸わん吸わん」という語呂合わせから名付けられました。
主な目的は、タバコの害や禁煙の重要性を広め、受動喫煙の防止を含む社会全体の禁煙を推進することです。
禁煙推進学術ネットワークは、禁煙を支援する19の学会が参加しており、この記念日も日本記念日協会に認定されています。
喫煙による健康リスクと禁煙の効果についての情報提供が主な活動であり、禁煙補助薬の使用を推奨しています。
5月22日生まれの有名人
名前 | 職業・グループ | 生まれ年 | 誕生日 |
---|---|---|---|
田中麗奈 | 女優 | 1980年 | 5月22日 |
嶋大輔 | 俳優 | 1964年 | 5月22日 |
錦織一清 | 少年隊 | 1965年 | 5月22日 |
照屋年之 | ガレッジセール(ゴリ) | 1972年 | 5月22日 |
庵野秀明 | 映画監督、アニメーター | 1960年 | 5月22日 |
木村卓寛 | 詩吟師、お笑い芸人、天津木村 | 1976年 | 5月22日 |
サイクロンZ | お笑い芸人 | 1979年 | 5月22日 |
DJモツ | 歌手 | 1979年 | 5月22日 |
原史奈 | タレント | 1981年 | 5月22日 |
徳永千奈美 | 歌手(Berryz工房) | 1992年 | 5月22日 |
勝間田司 | 1998年 | 5月22日 | |
坂口あずさ | 女優 | 1993年 | 5月22日 |
江口拓也 | 声優 | 1987年 | 5月22日 |
げんしじん | お笑い芸人 | 1969年 | 5月22日 |
あかつ | お笑い芸人 | 1981年 | 5月22日 |
辻下直美 | 監督 | 1983年 | 5月22日 |
野中徹博 | プロ野球選手 | 1965年 | 5月22日 |
日下部雅人 | サッカー選手 | 1997年 | 5月22日 |
橋本清 | 野球選手(元巨人、ダイエー) | 1969年 | 5月22日 |
ジョン・ベイル | プロ野球選手 | 1974年 | 5月22日 |
貴城けい | 元宝塚、インディゴの夜三国蘭子 | 1974年 | 5月22日 |
高木美帆 | スピードスケート | 1994年 | 5月22日 |
大竹まこと | タレント | 1949年 | 5月22日 |
中村吉右衛門 | 歌舞伎役者 | 1944年 | 5月22日 |
森末慎二 | タレント、体操選手 | 1957年 | 5月22日 |
江田五月 | 政治家 | 1941年 | 5月22日 |
5月22日の花言葉
ミツバツツジ
花言葉:「節度ある生活」
関東から中部地方の山間部に自生するこの花木は、4月から5月にかけて咲きます。
ミツバツツジは落葉性で、紫ピンクの花が優美な印象を与えます。
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