6月23日 今日は何の日?記念日 有名人の誕生日 出来事など

6月23日、今日は何の日?

ここでは、6月23日に起きた興味深い出来事や、この日に生まれた有名人について紹介します。

 

目次

国連パブリック・サービス・デー(6月23日 記念日)

国連総会にて2002年12月に設定された国際デーであり、英語では「United Nations Public Service Day」として知られています。

「国連公共サービスデー」とも呼ばれています。

United Nations Public Service Day

この特別な日は、世界各国に公共サービスの重要性を伝え、公共サービスの役割に光を当てることが目的です。

公共サービスが地域社会の発展にどのように貢献しているかを祝うとともに、公務員の貢献を称賛し、特に若者に公共部門での職業を考慮するよう促します。

 

この記念日には、アメリカのニューヨークにある国連本部で公共サービスに関するパネルディスカッションが行われることがあります。

公共サービスとは、政府が市民全体に提供するサービスを指し、納税の大小にかかわらず利用できるべきです。

 

このサービスには教育、医療、消防、警察、交通、公営住宅、水道、電力など、市民生活に必要不可欠な多くの要素が含まれます。

国際寡婦の日(6月23日 記念日)

2010年12月、国連総会において「International Widows’ Day」、日本語で「国際寡婦デー」として設定されました。

International Widows’ Day

寡婦とは、配偶者との死別や離婚後に再婚していない女性を指します。これには「未亡人」や「後家」などの言葉も含まれます。

この日は、年齢や文化、地域を問わず、世界中の寡婦の状況に注目し、彼女たちの課題を認識することを目的としています。

 

寡婦とその子どもたちが直面する虐待や差別は、重大な人権問題であり、社会発展の妨げにもなっています。

世界中で多くの寡婦たちが、極端な貧困、社会的排除、暴力、ホームレス、健康問題、さらには法的・社会的な差別に苦しんでいます。

 

寡婦が経済的に困窮し、教育の機会を失うことは珍しくなく、これが彼女たちの状況をさらに悪化させる原因となります。

教育や職業訓練がなければ、彼女たちは自らや家族を支えることが難しいです。

 

この国際デーは寡婦たちの声を世界に届け、彼女たちが直面する特有の問題に対する支援を促進するための取り組みを強調します。

これには社会保障や年金、適切な雇用機会、公平な報酬、さらなる教育と訓練の機会の提供が含まれます。

沖縄慰霊の日(6月23日 記念日)

1945年6月23日、アメリカ軍による沖縄本島上陸から始まった激しい戦闘が終結しました。

この日は、沖縄守備隊が80日以上にわたる戦闘の末、司令官牛島満大将を含む幹部が自決し、日本軍の組織的な戦闘が終わりを告げました。

 

戦闘では、地元住民を含め約20万人が命を落としました。

沖縄県は、沖縄戦の終結を記念して、この日を「慰霊の日」と定め、1961年にアメリカの統治下で初めて公的な休日として認定されました。

 

1972年の本土復帰後、一度は休日の地位を失いましたが、1991年に県の条例により再び公式な休日とされました。

毎年6月23日には、糸満市摩文仁の平和祈念公園で「沖縄全戦没者追悼式」が行われ、沖縄戦の犠牲者を悼む人々が集います。

 

この式典では、参加者が正午に黙祷を捧げます。また、この日は沖縄県平和祈念資料館やひめゆり平和祈念資料館が無料開放されます。

関連する記念日としては、「沖縄市民平和の日」が9月7日に、そして「沖縄本土復帰記念日」が5月15日に設定されています。

オリンピックデー(6月23日 記念日)

1894年6月23日、パリで開かれた国際会議で国際オリンピック委員会(IOC)が創設されました。

この日は、「Olympic Day」または「International Olympic Day」として記念されています。

 

クーベルタン男爵によって提唱されたこの会議は、近代オリンピックの再興を目指し、最終的には1896年にアテネで第1回オリンピック大会を開催することが決定されました。

第二次世界大戦後の1948年、第42回IOC総会でこの日を「オリンピックデー」として定め、各国のオリンピック委員会が記念イベントを行うことが決定されました。

 

オリンピックムーブメントは、スポーツを通じて相互理解と友情を深め、より平和な世界を築くための取り組みです。

ドラベ症候群の日(6月23日 記念日)

「ドラベ症候群患者家族会」によって設けられた記念日で、乳幼児期に発症する重篤なてんかんであるドラベ症候群の啓発と支援を目的としています。

この日は、世界各国の同様の団体が連携し、Webを通じて情報発信を行う機会とされています。2017年には日本記念日協会により公式に認定されました。

ドラベ症候群について

ドラベ症候群、またの名を乳児重症ミオクロニーてんかん(SMEI)とも呼ばれ、約2万から4万人に1人の割合で発症する希少な疾患です。

健康な乳幼児が1歳未満で最初の発作を経験し、その後も繰り返し発作が起こることが特徴です。

 

発作は長時間続くことがあり、浴室での温度上昇や特定の光の刺激によって誘発されることもあります。

この症候群は、ナトリウムチャネル関連の遺伝子(SCN1A)の異常によって引き起こされることが多く、患者の約80%で遺伝子異常が確認されています。

 

治療は薬物療法が中心ですが、単一の薬剤では効果が不十分なため、多剤を組み合わせた治療が一般的です。

また、低糖質・高脂質の食事療法も一部の患者には効果的です。

ハピカジの日(6月第4日曜日 記念日)

東京都港区芝に本社を置く大和ハウスグループの株式会社コスモスイニシアが提唱した記念日です。

「ハッピーに家事をしよう」というスローガンのもと、家族全員で家事を楽しむことを目指しています。

 

6月の梅雨時に家事を楽しむことで、家族とのふれあいやゆとりある生活を促進する日です。

ハピカジ

この日は、家事を通じて家族が協力し合い、忙しい日常から解放された時間を共有することを目的としています。

ママは食事の準備や洗濯、掃除を、パパや子どもたちはごみ出しや風呂掃除、窓拭きなどを分担します。

 

2016年から毎年6月の第4日曜日に設定されており、2008年に日本記念日協会によって認定されましたが、2017年にはその登録が終了しました。

国産小ねぎ消費拡大の日(毎月23日 記念日)

福岡、大分、佐賀、高知、宮城の5県における農業協同組合連合会が中心となって結成された「小ねぎ主産県協議会」が設定した記念日です。

この日は元々「小ねぎ記念日」として11月23日に設けられていましたが、国産小ねぎの消費をさらに促進するため、毎月の23日が記念日とされています。

 

2017年には日本記念日協会により正式に認定されました。

国産小ねぎについて

小ねぎは、若取りされた青ねぎ(葉ねぎ)のことで、地域によっては細ねぎや万能ねぎとも呼ばれます。

葉鞘の直径は約5mm、長さは50cm程度が一般的です。関東以北ではアサツキと混同されることがあります。

地域別のブランド小ねぎ

全国各地で特色あるブランド小ねぎが栽培されています。

例えば、山口県の「安岡ねぎ」、福岡県の「博多万能ねぎ」、佐賀県の「うまかねぎ」、大分県の「大分味一ねぎ」、高知県の「やっこねぎ」、宮城県の「仙台小ねぎ」、愛知県の「なごやっこ葱」などがあります。

 

これらの小ねぎはビニールハウスでの施設栽培により一年中出荷が可能です。

天ぷらの日(7月23日・毎月23日 記念日)

元々「大暑」の時期にあたる7月23日が「天ぷらの日」として設けられ、夏の暑さを乗り切るための食べ物として天ぷらの消費を促進する意味合いがありました。

その後、毎月23日も「天ぷらの日」として定められ、これを機に様々なキャンペーンが行われています。

天ぷらについて

天ぷらは、小麦粉を主成分とした衣をまとった食材を油で揚げる日本料理です。

江戸時代に庶民に愛され、「江戸の三味」の一つとされています。

 

語源には複数の説がありますが、ポルトガル語の「temperar」(調味する)や「tempero」(調理する)から来ているという説が有力です。

漢字での表記「天麩羅」は、揚げ物の特徴を表す独特の言葉から来ています。

乳酸菌の日(2月3日・毎月23日 記念日)

愛知県名古屋市を拠点に、乳酸菌飲料をはじめとする多岐にわたる食品を製造・販売するカゴメ株式会社が制定しました。

この日は「に(2)ゅうさん(3)」と読む語呂合わせから選ばれ、特に2月3日を中心に、毎月の23日も含めて国内で乳酸菌商品の普及を目指しています。

 

記念日は日本記念日協会によって正式に認定されています。

乳酸菌飲料について

カゴメは、体に有益な乳酸菌飲料「植物性乳酸菌ラブレ」を提供しています。

ラブレ菌KB290株は腸内で活発に活動する植物性の乳酸菌で、砂糖を使わずに製造されており、毎日の健康をサポートします。

 

また、生きたビフィズス菌を含む製品もあり、これらは脂肪分を含まず、オリゴ糖を加えているため、さっぱりとした味わいが特徴です。

不眠の日(2月3日・毎月23日 記念日)

東京都新宿区に本社を構えるエスエス製薬株式会社が、不眠症の改善を目的として設定しました。

この記念日は「ふ(2)み(3)ん」と読む語呂合わせに由来し、2月3日を中心に毎月の23日にも関連活動が展開されます。

 

日本人の約53%が何らかの不眠症状を経験している中、この記念日を通じて正しい知識と解決策を提供することを目指しています。

記念日は日本記念日協会により認定されています。

睡眠改善薬について

エスエス製薬の「ドリエル」は、一時的な不眠症状を緩和するOTC医薬品です。

この薬は、夜中に目が覚める、寝つきが悪いといった症状の改善に効果があります。

 

医師の処方が不要で、薬局やドラッグストアで購入可能です。

ドリエルは、自然に近い睡眠を促す緩和された睡眠誘発作用が特徴で、慢性的な不眠症に対する医療用の強い睡眠薬とは異なります。

独歩忌(6月23日 記念日)

この記念日は、明治時代の著名な小説家・詩人、国木田独歩の忌日であり、彼が1908年に亡くなった日です。

国木田独歩について

国木田独歩は1871年、現在の千葉県銚子市で生まれました。

幼名は亀吉で、後に哲夫と改名。少年期は山口や広島などで過ごし、東京専門学校(現在の早稲田大学)の英語政治科に入学しましたが中退しました。

 

彼の文学活動は、1891年に日本基督教会の植村正久から洗礼を受けた後、本格化します。

1894年には『国民新聞』記者として日清戦争を取材し、海軍従軍記者として活躍。

 

この体験を基にした『愛弟通信』で知名度を上げました。

1897年には田山花袋や柳田國男らと共に詩集『抒情詩』を出版し、「独歩吟」を発表。

 

その後、小説『源叔父』や『武蔵野』、『牛肉と馬鈴薯』を通じてロマン主義的な作品を発表しました。

晩年には『春の鳥』や『竹の木戸』など、自然主義文学の作品で評価を確立しました。

 

また、女性向け雑誌『婦人画報』の創刊にも携わり、多方面で活躍しました。

彼の生涯は36歳で結核により短く切られましたが、その作品は日本文学において重要な地位を占めています。

 

彼の最後の休息の場所は、東京都港区の青山霊園にあります。その他の著名な作品には『忘れえぬ人々』や『運命論者』などがあります。

6月23日生まれの有名人

名前 職業・グループ 生まれ年 誕生日
南野陽子 女優、歌手 1967年 6月23日
高田みづえ 歌手 1960年 6月23日
竹達彩奈 声優 1989年 6月23日
金崎睦美 女優 1982年 6月23日
七五三掛龍也 ジャニーズJr 1995年 6月23日
小山薫堂 放送作家、脚本家 1964年 6月23日
ジネディーヌ・ジダン サッカー選手 1972年 6月23日
菊地浩輔 チーモンチョーチュウ 芸人 1981年 6月23日
荒木美和 アナウンサー 1979年 6月23日
上地等 BEGIN 1968年 6月23日
芦田愛菜 女優 2004年 6月23日
寺田周平 サッカー選手 1975年 6月23日
石橋けい 女優 1978年 6月23日
川西拓実 アイドル 1999年 6月23日
筑紫哲也 ニュースキャスター 1935年 6月23日
妹尾河童 舞台美術家 1930年 6月23日
二葉百合子 歌手 1931年 6月23日
三木露風 作詞家 1889年 6月23日
安藤さと子 キーボード奏者 1957年 6月23日
織田信長 戦国武将 1534年 6月23日
佐伯チズ 美容アドバイザー 1943年 6月23日
古村敏比古 サックス奏者 1957年 6月23日

6月23日の花言葉

ローマンカモマイル

花言葉:「友情の絆」

 

この美しいハーブは、繊細な糸状の葉と初夏に小さなマーガレットのような白い花を咲かせます。

葉と茎からはりんごの香りがするため、庭のグランドカバーとして利用すれば、香り豊かな芝生を作ることができます。

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