8月11日、今日は何の日?
ここでは、8月11日に起きた興味深い出来事や、この日に生まれた有名人について紹介します。
山の日(8月11日 国民の祝日)
この特別な日は、2014年に日本で制定され、2016年から公式に祝日として迎えられるようになった。
その目的は、山の自然に親しむことと、その恩恵に感謝を表することにあります。
国民の祝日についに加わった「山の日」
海の日があるように、山の日も設けられるべきだという考えから、日本山岳会を含む様々な団体が設立運動を展開しました。
最初は8月12日を予定していましたが、日本航空の悲劇的な事故があった日であるため、8月11日に変更されました。
この日付には、特定の山に関連する歴史的な出来事はありません。
この祝日の追加により、国民の祝日は合計16日になり、改元に伴い、祝日が調整され、6月と12月が祝日のない月となりました。
山の日に関連する他の記念日
「山の日」には、「きのこの山の日」など、山に関連する他の記念日もあります。
また、「富士山の日」や「ひろしま『山の日』」など、様々な日に特定の山や山登りを記念する日が設定されています。
2020年は東京オリンピックの開催が予定されていましたが、COVID-19のパンデミックにより延期され、その影響で「山の日」も変更されました。
2021年のオリンピック・パラリンピックが行われると、その日程に合わせて一時的に日付が調整されました。
日本の山々
日本はその地理的特性から、国土の大部分が山地であり、これが多くの自然美を形成しています。
最も知られている山は、富売山であり、これは日本の象徴的存在です。
また、北岳や奥穂高岳など、他の高峰も登山者にとって人気があります。
ガンバレの日(8月11日 記念日)
1936年のベルリンオリンピックで、前畑秀子選手が女子200m平泳ぎで金メダルを獲得しました。
この日は、NHKラジオによるオリンピックの初の実況中継があり、河西三省アナウンサーが「前畑ガンバレ!」と繰り返し応援し、全国に彼女の勝利を伝えました。
この出来事を記念して「ガンバレの日」として制定されました。
和歌山県出身の前畑選手の栄誉を称え、その業績を記憶に留めるため、この日が設けられました。
きのこの山の日(8月11日 記念日)
明治社が提供するチョコレート菓子「きのこの山」の記念日です。
この日は、チョコレート部分が「8」とクラッカー部分が「11」に見えることから選ばれました。
1975年に発売されたこの商品は、チョコレートとクラッカーの組み合わせが特徴で、広く愛されています。
記念日は、商品の名前にちなんで国民の祝日「山の日」と合わせられています。
さらに、東京オリンピック・パラリンピックのスケジュール調整により、「きのこの山の日」は2020年に8月10日に、2021年には8月8日に臨時で変更されました。
また、「たけのこの里の日」として知られる姉妹品の記念日も3月10日に設定されています。
これらの商品に関する興味深いマーケティング戦略として、明治は類似品の登場を防ぐために商標も登録しています。
さらに、「きのこの山」の新しいバリエーションとして、クラッカーのみのバージョンが2023年夏に限定発売され、その新しい楽しみ方が提案されています。
マッシュルームの日(8月11日 記念日)
東京都豊島区に拠点を置くワキュウトレーディングは、日本でマッシュルーム栽培を初めて成功させた森本彦三郎氏の誕生日、1886年8月11日を記念して「マッシュルームの日」を設定しました。
この日は、マッシュルームの栄養価やその用途の多様性を広めることを目的にしています。
マッシュルームは、パスタ、アヒージョ、グラタンなど様々な料理に使える汎用性の高い食材です。
マッシュルームについて
ヨーロッパ原産の「ツクリタケ」とも呼ばれるマッシュルームは、そのビタミンB群が豊富で、特に皮膚や粘膜の健康をサポートする効果があります。
日本では、かつて「セイヨウマツタケ」としても知られており、フランスなどで17世紀頃から人工栽培が始まりました。
インスタント・コーヒーの日(8月11日 記念日)
1960年に森永製菓がインスタント・コーヒーを発売したことを記念して制定されたこの日は、その手軽さと本格的な味わいで日本の家庭に広く浸透しました。
インスタント・コーヒーの発展は、初期の貯蔵技術の限界を乗り越え、20世紀初頭にアメリカで商業的に成功した「Red E Coffee」によって加速されました。
ロールちゃんの日(毎月11日 記念日)
山崎製パンが製造・販売するロールケーキ「ロールちゃん」は、そのキャラクターの長い耳が「11」に見えることから毎月11日を記念日としています。
このロールケーキは、しっとりとしたスポンジと豊かなクリームが特徴で、見た目の愛らしさと味の良さで親しまれています。
ロールちゃんについて
ロールちゃんは、ホイップクリームとチョコクリームのバリエーションがあり、特にホイップクリーム版はたまご風味のスポンジにクリームが巻き込まれています。
このキャラクターは、耳が長い生物で、眠る時に耳が丸まり、疲れると耳が縮む特徴があります。
暑いのを苦手としており、長い物好きで、ツルやキリン、ゾウといった長い生物とも仲良しです。
おかあちゃん同盟の日(毎月11日 記念日)
岐阜県羽島市に拠点を持つ「世界おかあちゃん同盟」が創設した記念日です。
2011年3月11日の東日本大震災をきっかけに、人々が人間関係と支援の重要性を再認識しました。
この日は、母親たちが幸せであれば、その幸福が家庭や子どもたちにも広がるという信念のもと、母親たちが集まり、経験を共有し合い、互いを支えるコミュニティを育む目的で選ばれました。
震災を忘れないためにも毎月11日に定められています。
圓朝忌(8月11日 記念日)
三遊亭圓朝、本名出淵次郎吉は、1839年に江戸で生まれた落語家であり、落語中興の祖と称されます。
彼は三遊派の総帥として、またその創作力で知られ、人情噺や怪談噺、芝居噺を数多く創作しました。
彼の死忌日である8月11日は、彼の芸術的遺産を称えるために「圓朝忌」として記念されています。
三遊亭圓朝は、その生涯で数多くの話芸を披露し、特に『芝浜』や『文七元結』などの人情噺、『牡丹燈籠』や『真景累ヶ淵』などの怪談噺が知られています。
彼の作品は、日本の落語の伝統を形作る重要なものであり、今日に至るまで古典落語の中心とされています。
めんの日(毎月11日・11月11日 記念日)
全国製麺協同組合連合会が東京都江東区からこの日を「めんの日」として制定しました。
この記念日は、細くて長い麺の形状が「1」を連想させること、そして「11」の日にちが「いい」との語呂合わせに基づき選ばれました。
特に11月11日は、この考えを象徴する日として強調されています。
めんの日に関連する情報
麺類にはうどん、そば、ラーメン、そうめん、冷や麦、スパゲッティ、マカロニ、沖縄そば、きしめん、ほうとう、ビーフンなどが含まれ、これらは日本全国で広く愛されています。
また、「めんの日」は、長寿や縁起の良い意味合いも込められており、特定の日には様々な麺料理を楽しむ文化があります。
その他の麺に関連する記念日には、7月2日の「うどんの日」や7月8日の「生パスタの日」などが設けられており、各種麺類がその特性や歴史にちなんで様々な形で祝われています。
ダブルソフトの日(毎月11日 記念日)
山崎製パンが提供する「ダブルソフト」食パンにちなんで、その特徴である食パンが真ん中から二つに分かれる形状が「11」に見えることから、毎月11日を記念日としています。
この食パンは、柔らかな食感が特徴であり、そのままでもトーストしても楽しめます。
ダブルソフトについて
「ダブルソフト」は1989年に発売され、ミミまで柔らかい食感と分割しやすさが特徴です。
このパンは、全国的に幅広い年齢層から支持されていることで知られています。
特に、発酵種を使用した製法は、パンにコクとしっとりした食感をもたらしています。
また、パンの利用法として、山崎製パンは「ダブルソフト」を使った独創的なレシピも提供しており、家庭での食卓を豊かにするアイデアが紹介されています。
千樫忌(8月11日 記念日)
古泉千樫は、明治から昭和時代初期にかけて活躍した歌人で、1927年8月11日に他界したこの日を彼の忌日としています。
古泉千樫について
1886年9月26日に千葉県の長狭郡細野村(現在の鴨川市)で生まれた古泉千樫(本名:幾太郎)は、自作農の家に生まれました。
若い頃から貧困と健康問題に苦しみながらも、文学に情熱を注ぎました。
彼は地元の学校を卒業後、すぐに教員としての職を得て、その後東京へ移り、著名な歌人伊藤左千夫の指導を受けました。
彼は歌誌『アララギ』の創刊メンバーとして、斎藤茂吉、島木赤彦、中村憲吉らと共に活動しました。
その後、『アララギ』との距離を置き、北原白秋や土岐善麿らと共に新たな歌誌『日光』を創刊し、その編集に関わりました。
1926年には「青垣会」を設立し、多くの門下生を指導しましたが、1927年に肺結核と心臓疾患のため40歳で亡くなりました。
彼の死後、門人たちは彼を偲び歌誌『青垣』を創刊しました。
古泉千樫の墓は東京都文京区の伝通院にあり、詩人で小説家の佐藤春夫夫妻の墓も近くに位置しています。
彼の主要な作品には、『川のほとり』や『屋上の土』、『青牛集』などがあります。
これらの作品は、彼の豊かな心情を反映したものであり、日本の歌文学における重要な貢献とされています。
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