4月3日、今日は何の日?
ここでは、4月3日に起きた興味深い出来事や、この日に生まれた有名人について紹介します。
大仏の日・大仏開眼の日
752年4月9日に、奈良の東大寺に設置された大仏が完工し、その目を開く式典が壮大に実施されました。
聖武天皇の指示により、745年に始まったこの大仏は、大乗仏教における重要な仏である盧舎那仏を象っています。
多くの人々には「奈良の大仏」として親しまれています。
奈良の大仏について
現存するこの大仏坐像は、座高約15メートル、顔の長さは約5メートルという壮大な規模を誇ります。
開眼式で用いられた聖具は、正倉院に保管されています。時の流れと共に多くが焼失し、現在見られるのは後世に修復された部分が多いですが、一部の当初からの部分は今も残っています。
「銅造盧舎那仏坐像」として彫刻の国宝に指定されています。
反核燃の日
1985年4月9日、青森県六ヶ所村で計画されていた核燃料リサイクル施設に対する反対運動を展開するため、地元の労働組合がこの日を記念日として制定しました。
この施設の推進を宣言した当時の青森県知事の発表により、施設の建設が正式に承認され、進められることになりました。
美術展の日
1667年4月9日、フランス・パリで史上初めての美術展が開かれました。
この美術展は、王立アカデミーの主導で、パレロワイヤルで開催されたもので、会員の作品が公開されました。
しかしながら、初回の展示には大きな注目が集まらず、以降の開催でも反応は薄かったようです。
食と野菜ソムリエの日
この日は、健康的な食生活を推奨し、野菜や果物の重要性を伝えるために、日本ベジタブル&フルーツマイスター協会(現:日本野菜ソムリエ協会)によって制定されました。
日付の選定は、「し(4)ょく(9)」の語呂合わせからです。
日本野菜ソムリエ協会について
この協会は、2001年8月に設立され、東京都中央区築地に本部を構えています。
野菜や果物の専門知識を持つ「野菜ソムリエ」の認定を行い、食文化の向上と農業の持続可能性を目指しています。
子宮頸がんを予防する日
この日は、「子宮頸がん」の予防と知識普及を目的とした活動を行っている特定非営利活動法人「子宮頸がんを考える市民の会」によって制定されました。
「し(4)きゅう(9)」の語呂合わせから日付が選ばれています。
子宮頸がんについて
子宮頸がんは、若い女性にも増加傾向にある子宮のがんで、性交渉によって広がるHPVウイルスが主な原因とされています。
このウイルスに感染しても多くの場合、自己の免疫系によって排除されますが、一部の人では感染が持続し、がんへと進行することがあります。定期的な検診により、がんの発症前に異形成を発見し、治療することが可能です。
左官の日
一般社団法人・日本左官業組合連合会が、左官技術の向上と普及のために4月9日を「左官の日」と定めました。
この日付は、「し(4)っく(9)い」と漆喰を意味する語呂合わせから選ばれています。
左官に関して
左官は、壁や床、そして土塀などを仕上げる専門技術を持つ職人を指し、自然素材を用いた壁の施工を行います。
漆喰壁はその代表的な例で、耐久性と美観を兼ね備えています。
漆喰の特性
漆喰は、石灰を主成分とする建材で、土壁の防水や外壁の仕上げ材として使用されます。
その優れた防水性と不燃性で、歴史的建造物の保護にも貢献しています。
丸亀市×サン・セバスティアン市「チャコリの日」
香川県丸亀市は、スペインのサン・セバスティアン市との姉妹都市提携を記念して、4月9日を「チャコリの日」と定めました。
この日は、バスク地方の代表的な白ワイン「チャコリ」の普及と、国際交流の促進を目的としています。
チャコリの特徴
チャコリは、微発泡性の白ワインで、独特の酸味と苦味、そして柑橘系の香りが特徴です。
独特の注ぎ方である「エスカンシア」を用いることで、その味わいが一層引き立ちます。
サン・セバスティアン市の魅力
サン・セバスティアン市は、美食と美しい海岸で知られるヨーロッパのリゾート地。
丸亀市との交流を通じて、文化や美食の交流が深まっています。
予祝の日
人間力大學の予祝プロジェクトにより、「予祝の日」が4月9日に制定されました。
これは、豊かな未来を先に祝うという日本の伝統的な文化を広めることを目的としています。
予祝とは
予祝は、良いことが起こることを事前に祝う文化で、特に農業社会では豊作を願う意味合いが強いです。
小正月などの季節の行事で見られる習慣が多く、地域によって様々な形で行われています。
クレープの日
株式会社モンテールが、クレープをより親しみやすいスイーツとして広めるために、毎月9日、19日、29日を「クレープの日」と定めました。
この選定は、数字「9」がクレープの巻かれた形状を連想させることに由来します。
クレープの魅力
同社では、濃厚な生チョコを使用した手巻きクレープや、信州産チーズを使用したクレープ、さらにはエスプレッソを活かした2層のクレープなど、バリエーション豊かなクレープを提供しています。
クレープの起源
クレープはフランス、ブルターニュ地方発祥の料理で、もとはそば粉を使ったガレットという料理が原型です。
日本でのクレープは、フルーツやクリームを巻き込むスタイルが一般的で、1977年に原宿で始まったカフェクレープがその普及のきっかけとなりました。
パソコン検定の日
全日本情報学習振興協会が、パソコンの技術力向上を目指して毎月9日を「パソコン検定の日」としています。
この日は、検定を通じて自身のスキルレベルを知り、向上させる機会として設けられました。
パソコン検定の意義
この検定では、タイピング技能のみならず、ビジネス実務に関わるスキルも審査の対象としており、コミュニケーション能力の向上にも寄与しています。
えのすいクラゲの日
新江ノ島水族館は、クラゲに焦点を当てた独自の展示や研究活動を通じて、毎月9日を「えのすいクラゲの日」と定めました。
この日は、クラゲの美しさや生態系への理解を深める機会として、様々なイベントが開催されます。
クラゲ展示の特色
「クラゲファンタジーホール」や「クラゲプラネット」など、幻想的な空間でクラゲを観察できる展示が特徴です。
また、「クラゲサイエンス」コーナーでは、クラゲの研究成果を紹介しています。
吉里吉里忌
井上ひさしの逝去を記念し、「吉里吉里忌」と名付けられたこの日は、彼の生涯と作品を顕彰するために設けられました。
吉里吉里忌は、彼の代表作『吉里吉里人』にちなんで名付けられました。
井上ひさしとは
井上ひさしは、戦後日本を代表する小説家・劇作家であり、その作品は社会的なテーマをユーモアを交えて描いたものが多いです。
『ひょっこりひょうたん島』の台本や、多くの受賞歴を持つ『日本人のへそ』など、彼の作品は幅広い世代に愛されています。
春の全国交通安全運動
1948年(昭和23年)から始まった春の全国交通安全運動は、4月6日から15日までの期間、交通事故の撲滅を目指して行われています。
この取り組みは、交通事故の増加に対応するため、交通対策本部が主導して政府の重点施策として位置付けられています。
この運動は、交通ルールの順守と良好な交通マナーの普及を目的とし、国民が交通環境の改善に自ら取り組むことを促しています。
また、この期間中の4月10日は特に「交通事故死ゼロを目指す日」とされ、特別な取り組みが行われます。
ただし、統一地方選挙が行われる年は、運動の期間が5月11日から20日に変更されることがあります。
高級食パン文化月間
株式会社銀座仁志川が提唱する「高級食パン文化月間」は、4月8日の「高級食パン文化の日」から始まり、5月9日まで続きます。
この期間は、高級食パンを通じて新たな食文化の魅力を広め、日本人のパンへの関心を深めることを目的としています。
4月8日は「食パン」、5月9日は「高級」という語呂合わせが日付の選定理由です。
2010年代からパンの消費がお米を上回る傾向にあり、高級食パンは特に品質にこだわった食材を使用し、手間ひまかけて作られることで知られています。
「銀座に志かわ」では、特別な水やカナダ産の高級小麦粉、ハチミツや生クリームなどを使った、独自の風味豊かな高級食パンを提供しています。
4月9日生まれの有名人
名前 | 職業/グループ | 生まれ年 | 誕生日 |
---|---|---|---|
山下智久 | NEWS | 1985年 | 4月9日 |
伊藤さおり | お笑い芸人(北陽) | 1974年 | 4月9日 |
伊藤美紀 | タレント | 1971年 | 4月9日 |
松代直樹 | サッカー選手 | 1974年 | 4月9日 |
天宮良 | 俳優 | 1962年 | 4月9日 |
永島昭浩 | サッカー選手 | 1964年 | 4月9日 |
小野信義 | サッカー選手 | 1974年 | 4月9日 |
栗田恵 | ジャニーズjr | 1997年 | 4月9日 |
石川エリ | タレント | 1987年 | 4月9日 |
レイトン=ミースター | 女優 | 1986年 | 4月9日 |
岡本賢明 | サッカー選手 | 1988年 | 4月9日 |
久場光 | サッカー選手 | 1990年 | 4月9日 |
杏野はるな | タレント | 1988年 | 4月9日 |
江守博孝 | クリエーター | 1970年 | 4月9日 |
揺紗 | 歌手 | 1986年 | 4月9日 |
西崎緑 | 女優・歌手・アーティスト・タレント | 1960年 | 4月9日 |
天野浩成 | 俳優 | 1978年 | 4月9日 |
クリステン・スチュワート | 女優 | 1990年 | 4月9日 |
大川橋蔵 | 俳優 | 1929年 | 4月9日 |
広中平祐 | 数学家 | 1931年 | 4月9日 |
セベ・バレステロス | プロゴルファー | 1957年 | 4月9日 |
小柳みゆき | 女優 | 1958年 | 4月9日 |
4月9日の花言葉
ウォールフラワー
花言葉:末永い愛情
ウォールフラワーは、春の終わりから夏の始まりにかけて、ストックに類似した鮮やかな黄色やオレンジ色の花を開花させます。
この植物の名前は、ヨーロッパの年老いた石垣などに自生する様子から名付けられました。
花言葉は「永遠の愛」を象徴しており、変わらぬ愛情の深さを表現しています。
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