7月30日、今日は何の日?
ここでは、7月30日に起きた興味深い出来事や、この日に生まれた有名人について紹介します。
プロレス記念日(7月30日 記念日)
1953年のこの日、元大相撲力士でプロレスラーに転身した力道山が日本プロレス協会を設立しました。
力道山は、戦後の日本プロレス界の発展に大きく貢献し、「日本プロレス界の父」と称されています。
また、プロレスはこの時代のテレビ放送の普及と共に大きな人気を集めました。
梅干の日(7月30日 記念日)
和歌山県日高郡みなべ町に本拠を置く株式会社東農園によって制定されたこの記念日は、梅干の新作が市場に出る時期に合わせて設けられました。
梅干は健康効果が高く、「梅干しを食べると難が去る」という古言にちなんで、「なん(7)がさ(3)る(0)」という語呂合わせがされています。
この日の卯の刻にその年の恵方に向かって梅干を食べると、幸運がもたらされるとされています。
明治天皇祭(7月30日 記念日)
1912年に逝去された明治天皇を偲ぶため、1913年から1926年まで「明治天皇祭」として祝日が設けられました。
その後、明治天皇の誕生日を新暦に換算した11月3日が「明治節」として祝われるようになりました。
これは、日本の四大節の一つとされ、国家的な祝日となっています。
人身取引反対世界デー(7月30日 記念日)
この国際デーは2013年12月に国連総会で確立され、「World Day Against Trafficking in Persons」として国際社会に認知されています。
この日は人身取引、または「現代の奴隷制」とも位置付けられる深刻な人権侵害を防止し、その被害者を保護し支援することを目的としています。
人身取引は、単なる人の売買だけでなく、強制労働、性的搾取、臓器売買など、広範な犯罪活動を含みます。
被害者は暴力、脅迫、欺瞞、利用されるなどの手法で支配され、搾取されます。
この問題は全世界で広がりを見せており、日本を含む多くの国で見られる現象です。
被害者数は世界で2000万人を超えると推定されており、社会的、経済的に脆弱な女性や子どもが特に影響を受けやすいですが、男性もまた被害者になることがあります。
日本国内においても、人身取引は売春や風俗産業、強制労働などの形で存在しており、私たちの近くで苦しむ人々がいます。
政府は、被害者が助けを求める場合や被害に遭っている可能性のある人を見かけた場合には、警察や出入国在留管理局に通報するようにと呼びかけています。
国際フレンドシップ・デー(7月30日 記念日)
この特別な日は、2011年7月に国連総会によって創設されました。
英語では「International Day of Friendship」と表記され、日本では「国際友情デー」としても知られています。
この日は、異なる国や文化間の友情が世界平和に貢献するという理念を称えるために設けられました。
国連は、この日を利用して、政府や様々な組織、市民グループに対話と理解を深めるための活動やイベントを行うよう呼びかけています。
私たちの社会は、貧困、暴力、人権侵害といった多くの挑戦に直面しています。
これらの問題は、世界中の人々の平和や安全、そして社会的な調和に影響を及ぼしています。
友情は、これらの根本的な問題へのアプローチにおいて、重要な役割を果たすことができます。
友情を通じて強化される人々間の絆や信頼は、持続可能な安定と改善へと導く力となります。
これは、より良い未来を目指す動機と団結を生み出し、全ての人々の安全と幸福に寄与することに繋がります。
「Friendship Day」は世界中で異なる日に祝われており、国によって日付が異なることがあります。
例えば、パラグアイでは7月30日、ブラジルやアルゼンチンでは7月20日、アメリカでは2月15日に観察されます。
国際的な記念日としての7月30日は、1958年にパラグアイで設立された「World Friendship Crusade」によって提案されたものです。
消費生活協同組合の日(7月30日 記念日)
1948年7月30日に日本で消費生活協同組合法(生協法)が公布されたことを記念して、日本生活協同組合連合会により「生協の日」として制定されました。
この記念日は、全国の生協とその連合会が加盟する全国組織によって、商品開発や供給活動が行われることを祝う日です。
この日は、消費者が出資金を提供して組合員となり、共同で運営される生協の活動を通じて、生活の質の向上と平和を目指すという協同組合の精神を広く伝える機会です。
「コープ」としても知られる生協は、日本では「CO・OP」と表記されることもあります。
生協の歴史は、19世紀のイギリスにまで遡り、ロバート・オウエンが労働者の生活を安定させるために「理想工場」を創設したことに始まります。
日本では、生協法に基づき、主に食料品の購買事業と共済事業を行っており、多くのプライベートブランド商品も開発されています。
2005年の時点で、生協の組合員数は6032万人、出資金は1兆1300億円、購買事業の総額は2兆9256億円に達し、店舗数は2668店となっています。
お母さんが夢に乾杯する日(7月30日 記念日)
神奈川県横浜市に本拠を置く株式会社お母さん業界新聞社は、全国の母親が互いに繋がり合い、育児の喜びを共有するために「お母さんが夢に乾杯する日」を制定しました。
この記念日は、7月30日午後7時30分に母親たちが一斉に乾杯するイベントを中心に、孤立した子育てをなくし、母親たちの笑顔をつなぐことを目的としています。
この日の選定は、夏休み中の7月下旬が母親にとって最も適した時期であるとされ、フランス語で30代を意味する「トランタン新聞」の名前が由来となっています。
この記念日は、子育てがもたらす課題や母親たちの感情を広く伝え、「子育てに夢を描ける社会」を目指すために設けられました。
株式会社お母さん業界新聞社は1989年に子育てサークル「トランタン」として創立され、その後、子育て情報紙「お母さん業界新聞」としてリブランドされました。
同社は、子育て支援の講演会やセミナーなどを通じて、「お母さんの笑顔」をキーワードに多様な支援事業を展開しています。
みその日(毎月30日 記念日)
1982年9月に全国味噌工業協同組合連合会(全味工連)が設立したこの記念日は、日本の味噌に関する情報を集め、広めるための取り組みの一環として始まりました。
この記念日は、日本語で「三十日」を「みそか」と読む言葉遊びにちなんで名付けられました。
「三十日」は「晦日」とも書かれ、「みそか」や「つごもり」と読まれます。
晦日は毎月の最終日を意味し、その中でも12月31日は「大晦日(おおみそか・おおつごもり)」と呼ばれる一年の最後の日です。
この記念日の背景には、食文化の欧米化と外食の増加による味噌消費の減少があり、この流れに対抗するために設定されました。
全味工連のウェブサイトでは、記念日の起源や概要に関する詳細が掲載されており、1982年3月8日に「30日はみその日」というキャッチフレーズが決定されたことが記されています。
また、2月には30日が存在しないため、その月の最後の日が「みその日」とされています。
全味工連は、1960年に設立されて以来、日本の伝統的な食文化の維持と向上に貢献してきた団体です。
「みそ健康づくり委員会」も全味工連によって設立され、味噌の健康効果に関する科学的データの収集や、味噌を使った料理レシピの開発などを行っています。
この委員会は、味噌の歴史や製造プロセス、全国の味噌の種類に関する情報も提供しており、そのウェブサイトでは「全国みそ屋マップ」や「みそ資料館」なども利用できます。
EPAの日(毎月30日 記念日)
日本水産株式会社が設立したこの記念日は、毎月30日に魚を食べてEPAを摂取することを推奨する日です。
この日は、肉中心の食生活を送る現代人に対して、肉(29)を食べた次の日(30)に魚を食べることで、バランスの良い食生活を促進するために制定されました。
EPAは「エイコサペンタエン酸」とも呼ばれ、主に青魚に豊富に含まれるn-3系脂肪酸の一種です。
この必須脂肪酸は体内でほとんど生成されず、中性脂肪の減少や心臓病、脳梗塞、動脈硬化の予防に効果があるとされています。
EPAが注目されるようになったのは、1960年代にデンマークのグリーンランドで行われた疫学調査からです。
この調査は、地元のイヌイットの人々が心筋梗塞で亡くなる割合が極めて低いことを明らかにしました。
彼らは主にアザラシや魚を食べており、その食事が豊富なEPAによる効果が指摘されています。
ターザンの日(7月30日 記念日)
この記念日は、映画『ターザン:REBORN』の日本公開日である2016年7月30日にちなんで設立されました。
この映画の配給を担当したワーナーブラザースジャパン合同会社が、ジャングルの王であるターザンの物語から夏の盛りに奮闘する全ての人々に勇気、元気、そして希望を提供することを目的としています。
主役のターザンを演じたのはアレクサンダー・スカルスガルドで、日本では桐谷健太が声優を務めています。
大正改元の日(7月30日 記念日)
1912年7月30日、明治天皇が崩御し、嘉仁親王が皇太子から新天皇として即位したこの日を記念しています。
この日に新たな元号「大正」と命名されました。
この元号は『易経』彖伝・臨卦の「大亨以正、天之道也」から引用され、「民の意見を受け入れることで正しい政治が行われる」という意味を含んでいます。
大正は元号候補として5回目の提案で採用されました。
生サーモンの日(7月30日 記念日)
この記念日は、語呂合わせ「生(7)サーモン(30)」から名付けられ、東京都中央区築地に本社を構える株式会社モウイジャパンによって制定されました。
目的は、同社が取り扱う「モウイ・サーモン」ブランドのサーモンの鮮度と味を広め、より多くの人にその質の高さを知ってもらうことです。
モウイジャパンは、ノルウェー・ベルゲンに本社を置くMowi ASAの日本法人で、1995年に設立され、2019年に現社名に変更されました。
「モウイ・サーモン」は、冷凍されることなく新鮮な状態で日本に輸送される、高品質のアトランティックサーモンを指します。
サンダルバイバイの日(7月30日 記念日)
この記念日は、大阪市中央区に拠点を置くNPO法人「AQUAkids safety project」によって制定されました。
子供たちが水辺で流されたサンダルやおもちゃを追いかけることによる溺れる事故を防ぐため、「流されたものは追いかけない」というメッセージを込めた「サンダルバイバイ」というキャンペーンが展開されています。
この日の選定は「(7)流された(3)サンダルを(0)追いかけない」という語呂合わせに基づき、夏休み期間中の水辺のレジャーが盛んな時期を意識して設定されました。
2023年には、このキャンペーンが日本記念日協会により正式な記念日として認定されました。
「AQUAkids safety project」は、水辺の安全に関する啓発活動や安全教室の開催を行うことで知られ、子どもたちの水難事故の予防を目指しています。
この組織では、「流されたサンダルは追いかけずにバイバイする」というシンプルながら命を守る重要なメッセージを広めています。
また、このキャンペーンは全国に拡散しており、支持者たちによるポスターやパンフレットの配布が行われています。
公式ウェブサイトからは「サンダルバイバイ おやこ条約証書」をダウンロードでき、これには子供と親が一緒に命を大切にすることを誓う内容が記載されています。
2023年には、「第17回キッズデザイン賞 子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門」で受賞し、このプロジェクトの重要性と影響力が認められました。
サワーの日(毎月30日 記念日)
宝酒造株式会社が毎月30日を「サワーの日」として定めました。
この記念日は、京都府京都市伏見区に本社を置く同社により2019年に制定され、語呂合わせ「サ(3)ワー(輪=0)」にちなみ、人々が友人、同僚、家族と共にサワーを楽しんで絆を深めることを奨励しています。
主に甲類焼酎をベースにしたサワーは、レモンや他の果物を加えた爽やかな飲料で、宝酒造では「こだわりのレモンサワー用 宝焼酎」や「寶 極上レモンサワー」といった商品を提供しています。
これらの商品は、本格的なレモンサワーを自宅でも楽しむことができるように開発されました。
サワー自体は、焼酎に果汁と炭酸を混ぜたカクテルであり、レモンサワーの他にグレープフルーツサワー、梅サワーなどがあります。
この記念日はサワーを通じてより多くの人々に楽しんでほしいという願いから生まれました。
キャッシュレスの日(毎月0の付く日 記念日)
一般社団法人・日本キャッシュレス化協会が毎月0(ゼロ)の付く日、つまり10日、20日、30日を「キャッシュレスの日」と定めています。
この記念日は、キャッシュレス=現金ゼロ(0)というコンセプトに基づき、キャッシュレス決済の利用を促進し、そのメリットを広めることを目的として2018年に制定されました。
この日には、キャッシュレス化に積極的な店舗を「キャッシュレス化推進店」として選定し表彰するなど、キャッシュレス決済の普及を目指してさまざまな活動が行われています。
キャッシュレス化は、支払いの簡便さやセキュリティの向上、経済の効率化を図るために世界中で推進されており、日本もこれに積極的に取り組んでいます。
宗祇忌(7月30日 記念日)
宗祇(そうぎ)は、室町時代に活躍した連歌師で、1421年に生まれ、飯尾宗祇としても知られています。
彼は30歳頃から連歌に情熱を注ぎ、宗砌、専順、心敬らの師から多大な影響を受けました。
宗祇は、連歌の技術と知識を古今和歌集の解釈を伝える古今伝授の形で後世にも伝え、連歌集『新撰菟玖波集』を撰進するなど、日本文学における連歌の発展に貢献しました。
彼の死を悼み、1502年の忌日が「宗祇忌」として記念されています。
左千夫忌(7月30日 記念日)
伊藤左千夫は、1864年に千葉県で生まれた歌人・小説家です。明治法律学校に入学後、病気のため中退しましたが、その後、歌人として、また正岡子規の門下として活躍しました。
彼の文学は、歌集『左千夫歌集』や、小説『野菊の墓』など多岐にわたり、現代文学にも影響を与えています。
左千夫の死後、1913年の忌日は「左千夫忌」として彼の文学と生涯を称える日となりました。
弦斎忌(7月30日 記念日)
村井弦斎は、明治・大正時代のジャーナリスト兼小説家で、1864年に愛知県で生まれました。
彼は東京外国語学校で学びながらも、後にアメリカに留学し、帰国後は『郵便報知新聞』で活躍しました。
小説『小説家』や『日の出島』などで知られ、また『食道楽』では日本の食文化について詳細に記述しました。
彼の死後、1927年の忌日は「弦斎忌」として、彼の業績と文学的遺産を称える日となっています。
7月30日生まれの有名人
名前 | 職業・グループ | 生まれ年 | 誕生日 |
---|---|---|---|
クリストファー・ノーラン | 映画監督 | 1970年 | 7月30日 |
長田融季 | りあるキッズ | 1985年 | 7月30日 |
古閑美保 | 女子ゴルフ選手 | 1982年 | 7月30日 |
山田みなみ | ラブベリーモデル | 1994年 | 7月30日 |
松尾和範 | お笑い芸人(ザ・パンチ) | 1980年 | 7月30日 |
宮崎美穂 | アイドルAKB48 | 1993年 | 7月30日 |
ユルゲン・クリンスマン | サッカー選手 | 1964年 | 7月30日 |
小瀧望 | 中山優馬 w/Hey! Say! 7 WEST | 1996年 | 7月30日 |
片岡信和 | 俳優 | 1985年 | 7月30日 |
まぁや | LM.C(バンド) | 1979年 | 7月30日 |
ブライアン・ウォルターズ | ファッションモデル | 1990年 | 7月30日 |
木村良平 | 声優、俳優 | 1984年 | 7月30日 |
藤田裕樹 | バンビーノ | 1985年 | 7月30日 |
四条和也 | 学天即 | 1981年 | 7月30日 |
セイキン | ユーチューバー | 1987年 | 7月30日 |
阿部義晴 | ミュージシャン | 1966年 | 7月30日 |
長谷川雅紀 | お笑い芸人(錦鯉) | 1971年 | 7月30日 |
ジャン・レノ | 俳優 | 1948年 | 7月30日 |
アーノルド・シュワルツェネッガー | 俳優 | 1947年 | 7月30日 |
ポール・アンカ | シンガーソングライター | 1941年 | 7月30日 |
荒井注 | タレント | 1928年 | 7月30日 |
新美南吉 | 作家 | 1913年 | 7月30日 |
斉藤晴彦 | 俳優 | 1940年 | 7月30日 |
加藤省吾 | 作詞家 | 1914年 | 7月30日 |
堀内賢雄 | 声優 | 1957年 | 7月30日 |
7月30日の花言葉
スカビオサ
花言葉:洗練された風情
スカビオサは様々な色の花を夏から秋にかけて咲かせ、そのユニークな花形と色合いが庭を飾ります。
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