水難訓練の日(7月第3月曜日 記念日)
愛知県岡崎市に拠点を置く岡崎竜城スイミングクラブにより制定された「水難訓練の日」は、毎年7月の第3月曜日、国民の祝日である「海の日」と同日に行われます。
この日は、水難事故への意識を高め、具体的な対策訓練を推進することを目的としています。
同クラブでは、特に「着衣泳」の訓練に力を入れており、この技能を持つ訓練士の育成や普及活動を通じて、水の危険から命を救う取り組みを広げています。
2023年にはこの取り組みが公式に認知され、日本記念日協会によって認定されました。
岡崎竜城スイミングクラブは1973年に設立され、2022年には創立50周年を迎えました。
着衣泳は、実際の事故や災害時に衣服を着た状態で泳ぐ訓練であり、この技術は非常時の生存率を高めることが期待されます。
クラブではこの他にも、子供から大人まで、様々な年齢層やニーズに応じたスイミングコースを提供しています。
いちごの日(1月15日・毎月15日 記念日)
「いちごの日」は、1月15日に特定され、語呂合わせ「いい(1)いち(1)ご(5)」すなわち「良い苺」を意味しています。
この日は、いちごの収穫と出荷が本格的に始まる時期であり、特に1月中旬にはいちごの消費が増えることから、全国いちご消費拡大協議会によって記念日が制定されたとされますが、団体の詳細や現状は不明です。
毎月の15日も「いちごの日」とされており、これも同様に語呂合わせに基づくものですが、具体的な制定背景や団体についての詳細は明らかではありません。
1月5日には異なる意味での「いちごの日」が設けられており、これは15歳の若者たちを励ます日として知られています。
1月15日の「いちごの日」は、苺を使ったスイーツや関連商品のプロモーションに活用されることが多く、店舗では様々なキャンペーンが行われます。
また、毎月22日の「ショートケーキの日」と連動して、苺がトッピングされたショートケーキの販売促進が見られることもあります。
性教育を考える日(7月第3月曜日 記念日)
この記念日は、宮崎県延岡市にある日本いのち心アカデミー協会によって制定されました。
この日が選ばれたのは、「海の日」の日付を活用し、「産みの日」という意味合いを込めているためです。
記念日は、性に関する広範な教育—妊娠、出産、ジェンダー、人権、対人関係に至るまでをカバーすることを目的としています。
この日は、性教育の重要性を広め、命の尊重、互いへの敬意、自己尊重の精神を育む契機とすることを目指しています。
日本いのち心アカデミー協会は、性教育を日常の一部として早い段階から取り入れるべきだと提唱しており、2022年にはこの記念日が日本記念日協会によって公式に認定されました。
漁師の日(7月第3月曜日 記念日)
漁師の日は、東京都品川区に事務局を置く全国漁業就業者確保育成センターによって制定されました。
この日は、漁師にとって重要な海の資源を利用する職業であることから、「海の日」と同日に設定されています。
この記念日は、漁師とその仕事に対する理解と尊敬を深めることを目的とし、漁業と漁村の持続可能な発展を促進することを意図しています。
2022年に日本記念日協会により公式に認定されたこの日は、漁業関係者が家族と共に過ごし、また新たな漁師の育成と確保を目指す様々なイベントが組まれています。
漁業就業支援フェアや漁師就活セミナーなどが開催されることで、漁師職への関心を高め、業界への新しい人材の流入を促しています。
夏チョコの日(7月第3月曜日 記念日)
森永製菓株式会社、東京都港区芝に本社を構える菓子製造大手が、夏を象徴するチョコレートの日として「夏チョコの日」を制定しました。
この記念日は、7月の第3月曜日に設定されており、「海の日」と同日です。これは、夏季にふさわしいチョコレート製品の認知と消費を促進するためです。
同社は、特に夏に適したチョコレート製品として、焼きチョコ「BAKE(ベイク)」を2003年に市場に投入しました。
この製品は、高温でも手に溶けにくい特性を持ち、夏場のチョコレート消費を支えています。
2012年にはこの「夏チョコの日」が正式に認定され、各種PR活動とともに記念イベントが開催されました。
マドレーヌの日(7月第3月曜日 記念日)
長野県南佐久郡小海町に本社を置く「高原のパンやさん」は、7月の第3月曜日を「マドレーヌの日」としています。
この日は、小海町の「海」という字を含む町名と、「海の日」に因んで選ばれました。
同店ではこの日に、特大のマドレーヌ「小海の玉手箱」を特別に製造・販売しています。
この日は、家族が集まってマドレーヌを楽しむことで、健康と笑顔を共有する機会としています。
店舗では、高原の清らかな水と空気を生かした無添加の手作りパンも販売しており、天然酵母を使用し、長時間発酵させることで、体に優しい製品を提供しています。
この記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定されています。
うらかわ夏いちごの日(7月15日 記念日)
北海道浦河町が制定した「うらかわ夏いちごの日」は、町の特産品である「夏いちご」を広く紹介し、普及させることを目的としています。
この記念日は7月15日に設定されており、「な(7)ついち(1)ご(5)」の語呂合わせにより名付けられました。
2016年には一般社団法人・日本記念日協会によって正式に認定され、毎年この日には地元で様々なイベントが開催されています。
夏いちごについて
浦河町で栽培される「夏いちご」(品種名:すずあかね)は、夏にも果実をつける稀有ないちごで、涼しい気候を活かした栽培が行われています。
2009年から栽培が始まり、その固くて保存が効く特性から加工用にも適していると評価されています。
現在、主に首都圏へ出荷され、高級菓子店などで利用されるほか、地元の店舗では期間限定で夏いちごを使用した商品が販売されています。
ネオンサインの日(7月15日 記念日)
東京都港区浜松町に本部を構える日本サイン協会が「ネオンサインの日」を制定しました。
この日は1926年7月15日、日比谷公園での納涼大会において、国産初のネオンサインが点灯された歴史的瞬間を記念しています。
記念日は2023年に一般社団法人・日本記念日協会によって認定されました。
ネオンサインについて
ネオンサインは、ネオン管を使用した鮮やかな広告や看板として都市部で広く普及しています。
日本サイン協会は、1951年に設立され、2016年には名称を日本サイン協会に変更し、ネオンサインだけでなく、エレクトリックサイン全般の研究や技術教育を行っています。
現代ではLEDや液晶技術も取り入れ、都市環境に溶け込む新しいサインの提案を進めており、美しい都市景観の創出と環境保全を目指して活動しています。
ウィルキンソンの日(7月15日 記念日)
アサヒ飲料株式会社、東京都墨田区に本社を置く、人気飲料ブランドの製造販売元が、「ウィルキンソン タンサン」の普及を目的に「ウィルキンソンの日」を制定しました。
この日は、同ブランドの創始者であるイギリスの実業家、ジョン・クリフォード・ウィルキンソン氏の誕生日である1852年7月15日に設定されています。
この記念日は、長い歴史を持つウィルキンソンブランドの認知をさらに高めるために設けられました。
ウィルキンソンのブランドストーリー
ウィルキンソンブランドは、1889年に宝塚で発見された炭酸鉱泉に由来します。
ジョン・クリフォード・ウィルキンソン氏により鉱泉水はロンドンで分析され、高品質であることが認められました。
その後、イギリスから輸入した資材で鉱泉水の瓶詰め生産を開始し、日本で初めての炭酸水「ウィルキンソン タンサン」を市場に投入しました。
1904年には製造拠点を兵庫県西宮市に移転し、国内外で販売ネットワークを広げていきました。
1989年にはロゴを現代的なカナ表記に変更し、2024年にはブランド120周年を迎えました。
ウィルキンソンブランドは、本格的な炭酸水「ウィルキンソン タンサン」をはじめ、「ジンジャエール」や「トニック」、「ウメ」や「レモン」フレーバーの炭酸水、カロリーゼロの「タンサン ゼロコーラ」など多岐にわたる製品を展開しています。
この記念日は2024年に日本記念日協会により公式に認定され、ウィルキンソンブランドの伝統と品質を広く伝える機会とされています。
また、アサヒ飲料は他にも「三ツ矢サイダーの日」、「カルピスの日」、「十六茶の日」など、製品ごとの記念日を設定してブランドのプロモーションを行っています。
発泡スチロールの日(7月第3月曜日 記念日)
この記念日は、東京都千代田区に本部を持つ日本発泡スチロール協会(Japan Expanded Polystyrene Association, JEPSA)によって設立されました。
記念日は7月の第3月曜日に設定されており、これは「海の日」と同日です。
発泡スチロールが主に魚介類の輸送に使用されることから、この日が選ばれました。
発泡スチロールについて
発泡スチロールは、1950年にドイツで開発され、日本では1959年から国産化されました。
この素材は軽量で断熱性が高く、初期は冷蔵や冷凍の用途で使用され始めましたが、その後、生鮮食品の輸送容器、家電製品の緩衝材、さらには住宅建材としても広く使用されるようになりました。
特に、鮮魚の輸送では1966年以降、加工用魚箱として使用され始め、木箱の代替品として普及。
1967年にはカツオやイワシ用の穴あき発泡スチロール魚箱が開発され、蓋付き魚箱の開発によって鮮魚を海水や氷と共に運ぶ新しい方法が広まりました。
これにより、保冷性と鮮度保持が大きな強みとなり、この素材の需要が急速に拡大しました。
また、農産物輸送においても、リンゴ箱などに使用されることで、発泡スチロールは容器市場での大きな需要を占めるようになりました。
この記念日は、発泡スチロールの環境に優しい特性と、リサイクル可能な利点を広く知らしめ、その正しい利用と再資源化を推進するために日本記念日協会によって認定されました。
7月15日生まれの有名人
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