横浜開港祭の花火大会での穴場スポットと2024年の開催日程について。
横浜開港祭の花火大会は、関東で最も早く開催される夏の花火イベントで、毎年約70万人もの観客が訪れる人気行事です。
様々な催し物が行われる中でも、花火大会は最大の見どころであり、横浜港の夜空を鮮やかに彩ります。
この花火大会は臨港パーク前の海上で行われ、打ち上げ花火の他にレーザー光線を使った演出もあり、幻想的なショーが楽しめます。
2024年も混雑が予想されるため、穴場の観覧スポットやイベント詳細を紹介します。
2024年の横浜開港祭花火大会の開催日程と会場
横浜開港祭の花火大会は、フィナーレとして「光」「音」「水」「花火」が融合した華麗なショーで、多くの見物客を魅了しています。
開催日:2024年6月1日(土)、2日(日)
時間:19:25~19:55
会場:神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1 臨港パーク前海上
打ち上げ数:約6,000発+レーザー(ドローン)
過去の来場者数:750,000人
交通規制:あり
最寄り駅:みなとみらい線「みなとみらい駅」「新高島駅」、JR「桜木町駅」
問い合わせ:045-212-5511(横浜開港祭実行委員会)
花火打ち上げ場所
正式名称「ビームスペクタクル in ハーバー」のこのイベントは、臨港パーク前の海上で花火が打ち上げられ、壮大で美しい光景が広がります。
横浜港の海上から打ち上げられる花火は非常に迫力があります。
ベスト観覧スポットと場所取りのベストタイミング
花火を見るのに最適なスポットは臨港パークです。
みなとみらい線「みなとみらい駅」から北に5分ほど歩いて到着します。
花火は臨港パーク正面の海上から打ち上げられるため、ここで鑑賞すれば光と音の迫力を最大限に楽しめます。
ただし、そのために朝から場所取りをする人もいるほど混雑します。
特に混み始めるのは、花火開始の約3時間前である午後3時頃からです。
良い席で鑑賞したい方は早めの準備が必要です。
横浜開港祭花火2024のおすすめスポット
会場近くでの観賞について
花火を打ち上げ会場に近い場所で観賞するのは理想的ですが、高層ビルが多く視界が遮られるため、あまりおすすめできません。
迫力を間近で感じたい場合は、メインステージでの観賞が最適です。
赤レンガ倉庫や横浜駅東口の海辺の公園などはロマンチックな雰囲気がありますが、毎年混雑する点が難点です。
そこで、ゆったりと花火を楽しみたい方のために、2024年の横浜開港祭でおすすめの穴場スポットをいくつかご紹介します。
穴場スポット一覧
新山下の貯木場(中区)
山下公園(中区)
万国橋(中区)
汽車道(中区)
横浜港大さん橋国際客船ターミナル(中区)
象の鼻防波堤(中区)
山下臨港線プロムナード(中区)
新港パーク(中区)
横浜ワールドポーターズ駐車場(中区)
横浜マリンタワー展望フロア(中区)
横浜外国人墓地(中区)
みなとの見える丘公園(中区)
横浜港シンボルタワー(中区)
本牧山頂公園見晴らし山(中区)
アメリカ山公園(中区)
クロスゲート屋上庭園(中区)
大黒大橋(鶴見区)
コットンハーバー(神奈川区)
横浜ランドマークタワースカイガーデン(西区)
野毛山公園展望台(西区)
これらのスポットには、花火が遠くに見える場所も含まれますが、どこも夜景を楽しめる絶景スポットばかりです。
自分だけの特別な横浜スポットを見つけて、開港祭花火を楽しんでください。
横浜開港祭花火2024の駐車場情報
横浜開港祭花火2024で利用できる駐車場を、メイン会場の駐車場と周辺の大型駐車場と併せてご紹介します。
臨港パーク駐車場
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
収容台数:100台
営業時間:8:00~21:00
料金:
平日8:00~21:00/30分250円
平日最大料金(8:00~21:00):1,100円(※土日祝、特定日を除く)
収容台数が100台のみのため、当日の利用は非常に難しいです。次に紹介する周辺の大型駐車場も検討してみてください。
みなとみらい公共駐車場
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-11
収容台数:1,154台
営業時間:7:00~24:00
料金:
全日7:00~24:00/30分280円
全日0:00~7:00/30分140円
平日1日最大:1,600円
休日1日最大:2,100円
クイーンズパーキング
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-5
収容台数:1,700台
営業時間:7:00~24:00
料金:
平日7:00~24:00/30分280円
当日上限:1,600円
24時以降、30分ごとに280円加算
土日祝7:00~24:00/30分280円
三菱重工横浜ビル駐車場
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-3-1
台数:463台(機械式駐車場)
営業時間:7:00~23:00
料金:
30分:250円
平日1日最大:1,800円(23時まで)
休日1日最大:2,500円(23時まで)
横浜アイマークプレイス
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい4-4-5
収容台数:196台
営業時間:7:00~22:00(土日祝は9:00~21:00)
料金:
300円/30分
平日1日最大:1,200円
休日1日最大:1,800円
どの駐車場も花火大会当日は混雑が予想されます。
早めの時間から利用するか、できるだけ公共交通機関を利用することをおすすめします。
横浜開港祭花火の魅力と見どころ
夏といえば花火。
浴衣を着て夜の風物詩を楽しむのもまた一興ですが、全国で行われる花火大会シーズンに先駆けて楽しめるのが横浜開港祭の花火です。
この祭りは横浜港の開港を記念するイベントで、毎年6月2日の開港記念日とその前日の6月1日に開催されます。
観光地としてもデートスポットとしても人気の横浜港周辺で、臨港パークから6,000発もの花火が打ち上げられ、レーザー演出も加わることで見応えのあるショーとなります。
例年、多くの人々が訪れるこのイベントですが、混雑を避けてゆっくり楽しみたい方には有料席の利用がおすすめです。
座席の場所や料金は毎年異なるため、事前の確認が大切です。
花火大会は雨天決行ですが、荒天の場合は中止となり、払い戻しがないため注意してください。
横浜開港記念日の起源
横浜港の開港記念日は、1859年6月2日にアメリカ、イギリス、オランダ、ロシア、フランスとの修好通商条約に基づき、横浜が国際貿易港として開港したことに由来します。
本来、日米修好通商条約ではアメリカ独立記念日の7月4日(陽暦)が開港期日とされていましたが、ロシアが7月1日に変更したことで、イギリスもそれに従いました。
7月4日、アメリカ独立記念日には神奈川の本覚寺で祝典が行われ、軍艦から礼砲が放たれました。この祝典はアメリカ人による行事で、日本側での行事はありませんでした。
初めて日本で開港記念行事が行われたのは翌年1860年の6月1日から2日にかけてです。
現在の弁天橋付近にある洲干弁財天神社で開港1周年を祝う祭礼が開催され、外国人たちが見守る中、着飾った人々が山車や手踊りで街を練り歩きました。
これが横浜開港記念日の起源であり、弁財天の例祭も8月15日からこの日に変更されました。
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